春の訪れを祝うValborg(ヴァルボリ)が昨日(4月30日)でした。
「長い冬の間に枯れてしまった木や枝を集め、焚き火を起こして、春が来た事をみんなで祝おう!」という日らしいです。
ルンドとウプサラは学生の街で、特にこのValborgは盛大に盛り上がります!!
ストックホルムの大学に留学している友達や秋学期にウプサラで勉強していたヨーロッパからの学生たちもこの日に合わせて集まってきました^^
今年(2018年)は、4月27日(金)~5月1日(月)まで毎日街中で常にイベントやパーティがたくさん行われ、朝から飲んで騒いで、とても賑やかでした(笑)
他の日に何するかはそれぞれですが、日も長くなってきたので、みんなで集まってBBQをしたり、スウェーデンの伝統的な遊びをしているのをよく見かけました
春の訪れを祝うイベントですが、日差しのある間はかなり暖かく感じることもありますが、日が沈むころはまだまだ寒いので火の近くで暖を取っていました(笑)
スウェーデン人の家に招待してもらいましたが、集まってるのはアジア系の人たちもたくさん^^
多国籍な空間を歓迎してくれるスウェーデン人。
‘多様性’に寛容なのが
一人ひとりから感じ取れるな~と。
4/30 Valborg当日。
大まかな流れとしては…
<朝>
The River Rafting (ボートレース)
<昼>
-Sillunch(ニシンのランチ)
-Donning of the Caps (学生帽投げ)
-Chanpagnegalopp (シャンパンパーティ)
<夜>
Bonfire(焚火)
ウプサラの学生の場合、nationで開催しているイベントに参加できます!
ウプサラの学生でなくてもカードを短期ので申請すれば参加できるようですが、1日しか滞在しないとかであれば、nation以外でも充分楽しめたのでなくてもOKかなと!
(太文字になっているのに私は参加したのでそちらを紹介していきます!)
The River Rafting
これまで44年間の歴史があるとか。
10時からRaftingが始まりますが、
場所取りの為に8時半ごろ着いたころには
最前列はほぼすべて埋まっていました!
特に川の段差のある部分が見ごたえあるスポットで、
そこで20%くらい?の確率でボートが
ひっくり返ったり崩壊していくのでとても面白かった(笑)
(確率は、個人的な感覚ですw)
ウプサラは人口多くないので
ふだんの生活では天気のいい日に
いつもより人多いな~と感じるくらいで、
一度にこんなに人を見るのは初めて。
実際にレースが始まるときにはもっと人が増えて
賑わってました~
難関スポットの段差をクリアするかどうか
注目が集まってます(笑)
一台ずつ、衝突しないようペースを調整してるようでしたが、
全部で120台近くあったのでかなり見ごたえありました(笑)
テレビにも放送されるので、
企業も社員を派遣して参加させて
宣伝効果が大きかったり、
あとは学生たちが有志で参加したり、、
(↓ちなみに2日前に作っているの
を見に行ったらこんな感じでした(笑))
高校の文化祭みたい。
(*参加を考えたい方*)
2月初めに1回目、
また3月に2回目の抽選会が行われ、
出場権を獲得するようです
費用としては、
〇船が1000kr(4人で割り勘)
(↑チームに理系がいなければ1500kr)
〇必須装備のレンタル一人400kr
(水着/ヘルメット/ライフジャケット)
なので、4人チームで理系の人もいたら、
一人650kr(=約8500円)です!
失敗しても成功しても
なかなか楽しそうでした(笑)
学生中心ではありますが、毎年恒例の街の大事なイベントで、子どもたちやお年寄りもたくさん集まってました^^
↓サイトにも情報あります
ずっと外だったのでさすがに冷え切ってしまって
最後まで見るのは断念してカフェに避難(笑)
来年行くのを考えている方は、
しっかり防寒するのを
おすすめしておきます!!
Donning of the Caps
Carolinabackenへ(=カロリーナの丘)
帽子は高校卒業の時にもらえるものらしく、それを持って、集合!お年寄りの方も
長年大事にされてそうな帽子を持参されていて、癒された。
人の集まり方がすごい。。。
写真からもわかりますが、他民族な国だな~
と改めて。
実際にピクニックはしませんでしたが、Ekonomikumの公園へ
屋台も出ていましたが、それぞれお酒を持参してレジャーシート引いて、音楽かけたりして…
でも、日本の花見の感覚とはまた違ったかな~。文化の違い?も少し垣間見えたような(笑)
すでに朝まで飲むのを4日目って人もいるので、なかなかすごい状態。。w
疲れ果てていたので、一度寮へ帰宅し、Fikaと夕食を食べながら一休み。。
Bonfire
一日出かけて、割と疲れていたので、近くで行われた焚火を見に寮からお散歩。
近くに座ってお酒をまったり飲む…
たまたま火のパフォーマンスをしてくれる人が現れて、楽しかった^^
ウプサラからだと、ガムラウプサラへ行く人が多かったですね~。
ストックホルムのスカンセンでも規模大きめに行われるので、そちらに行くのも楽しいかも?
気分次第でどこまで出かけるかは考えつつ、意外にいろんなところで行われるのでゆるゆるなプランでも十分楽しめました^^
いろんなところでパーティもあるので、そちらへ行くのもありだし、まったり友達と過ごすのもありかなと。
ウプサラに留学するならこれは特に欠かせないイベントですね^^
学生中心のイベントが街を巻き込みながら
行われるのがとっても楽しい!
スウェーデンの良さは、
誰でもイベントに参加できるところ。
改めて、この行事を通してそんなことを感じました
どうやって他の国からの人を排除しないでまたはそう感じさせないで、文化や伝統を
継承していくか。は、これから少し課題だと、授業で聞きました。
アジア系だから留学生だからボートレースに出場できないとかも、特にない。
(日本人の方も参加してました)
平等社会は時に難しさがあるようで必ずしも良いこととは言えないです
が、
こうして伝統が続いているのも他の国からの人に対しても寛容なところから来てるな~と。
街のお祭りを通して、文化の違いを目の当たりにするので、面白い。
日本のお祭りってどんな感じだろ?どんな文化があるんだろう?って
客観的に捉えるのも面白そうですね^^
長くなりましたが、
ウプサラの大事な伝統行事の
Valborgでした~
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